売れないモノの9割は売れるモノに変えられる

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  • アスコム (2012年10月22日発売)
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・なぜ売れないかではなく、なぜ売れるのかを考えるべき。
・世界には、欲求充足型か、悩み解消型のビジネスしかない。
・怒り、悲しみ、心配、不満、恐怖、恥、ねたみ、孤独、ロマン、愛情、安心、満足、希望、喜び、興奮といった感情に訴えかけよ。
・たとえば広告の文面を考えるなら、どの感情をターゲットにしているかを定める。たとえば怒り解消なら、「腹が立つ」「はらわたが煮えくりかえる」「不愉快だ」「癪に障る」。そこに対象会社を加えると、「腹の立つライバル会社に圧勝する営業術セミナー」「不愉快なあの店に「まいった」と言わせる地域展開のノウハウ」「住宅リフォーム業界だんとつセミナー、あなただけ抜け駆けする?」といったキャッチコピーができる。
・絶対という言葉を使うな。買い物は妥協の産物である。
・弱点と思っていたことが実は長所であったりする。一人で経営している個人建築事務所なら、自分ひとりで経理から何から何までこなします。だから責任の所在が明瞭で安心を歌えば売り上げにつながった例などある。
・入店する言い訳を作ってあげる。たとえば高そうな美容室など入りにくいので、フリマなどをやってあげると入りやすくなる。マツモトキヨシは猿のショーをやって子どもたちの関心をひき、その間親が買い物をするということをやった。
・「雑誌新聞総カタログ」という出版物がある。これには業界では広まっている刊行物が記されており、特定のターゲットを狙うにはどの出版物を狙えばいいかがわかる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2012年12月22日
読了日 : 2012年12月22日
本棚登録日 : 2012年12月22日

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