じんわりと胸にあかりが灯るような、あたたかいお話でした。木原先生なのに!笑
ダメダメなモモが愛するひとロンちゃんと出会い、立ち直っていく姿がとても愛おしかったです。
後半ロンちゃん視点で進められていくなかで、ロンちゃんもモモと出会い、硬く閉じていたこころがゆっくりと解されやがてモモを大切に想うようになる過程に、思わず泣かされてしまいました。
そして極めつけはロンちゃんの先輩視点での最終話。これ、すごくいい!ふたりと関わりのある第三者から見えるモモとロンちゃんふたりが互いを想い合う姿が可愛くてなんだか切なくて、こちらも何故だか読んでいて泣けてしまうっていう。
良い、とは聞いていたものの。読んでみたら本当にすごくすごく良いお話でした。折々に読み返したくなるくらい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BL小説
- 感想投稿日 : 2020年12月18日
- 読了日 : 2020年12月17日
- 本棚登録日 : 2020年10月13日
みんなの感想をみる