人間の生きる上での芯みたいなのを宮本輝の作品を読んでいるとしばしば感じる。
この作品も同様だ。
これといった新鮮な設定でもないし、話の展開もそんな奇をてらったものではない。だけど生きていくうえで大切な、力強いものが文章から伝わってくる。作者が真摯な気持ちで、物語に、登場人物にむきあっているんだなぁと思った。不思議な気持ちでどんどん読み進めてします。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年5月19日
- 読了日 : 2014年5月9日
- 本棚登録日 : 2014年5月10日
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