よろこびの歌

著者 :
  • 実業之日本社 (2009年10月17日発売)
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「羊と鋼の森」からの流れで遡って読んでみた。

設定は女子高だけど、自分の高校生時代を思い出しながら読んだ。全部で7篇。最初と最後が主人公の御木元玲視点。残りの5篇は夫々別のクラスメートの視点から。人それぞれ事情があって、自己認識と周りの理解とが結構違っていて、いつの間にか化学変化が起こって、という青春群像劇。
うどん屋の千夏ちゃんが生き生きとしていて応援したくなる感じ。

作者の宮下奈都さんはハイロウズ大好きなんだなあ。篇タイトルの歌はYouTubeで聞いてみた。ブルーハーツファンだったけど、ハイロウズは何故だか聞いてなかったので新鮮でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年5月9日
読了日 : 2021年5月9日
本棚登録日 : 2021年5月8日

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