浅田次郎の小説は久しぶりに読んだ。蒼穹の昴は中国が舞台なので漢字も多く、はじめは読みづらくてしょうがなかったが、読み進めていくうちに抵抗なく読めるようになった。これも浅田次郎による読者がしっかりと理解できるような気配りがされてるからと思う。しばしば?と思う箇所が出てくるがそれを補う形で後に解説してくれている。誰でも手に取れる作品だと思った。
文秀のキャラが格好良すぎる。科挙試験のスケールの大きさや難しさが文章からはっきりとイメージでき、映画を観ているような気分になった。
2巻以降も非常に楽しみだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史・時代小説
- 感想投稿日 : 2017年4月9日
- 読了日 : 2017年4月1日
- 本棚登録日 : 2017年2月11日
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