TVCMのヘスティアの後ろ姿に惹かれていたのですが、
なんか評判も上々で、その本屋さんでは一番売れてるらしく、
思わず購入してしましました。
GA大賞の大賞作品だったのですね…
最近ありがちの文章系タイトルはイマイチですが、
内容はイマドキのライトノベルらしい作風で、
大賞にふさわしい素晴らしい作品でした。
説明無視で進める出だしの貫録に驚きましたが、
説明臭くならない程度に小出しで解説してくあたりが優秀。
世界観の設定がかなりゲームっぽく、
「これはネトゲのなかで、ヒューマンはAI、神様は人間です。」
的な話でもおかしくない感じ。
そういうわけじゃなさそうですが、ちょっと違和感ありますね。
ただ、作りこみはしっかりやっていそうな印象。
気になるとこも結構あるし。
キャラに関してはツボにくる子は居ませんでしたが
上手に動かせてて違和感ありませんでした。
硬くなりすぎず、萌えに寄りすぎずで個人的には好み。
全体の流れも王道的で読みやすかったです。
主人公が若干チートですが、
こっから先をどう操作するかでこの作品の真価が問われそうです。
これは早めに2巻も読みたいですね。
ごちそうさまでした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
GA文庫
- 感想投稿日 : 2013年3月19日
- 読了日 : 2013年3月19日
- 本棚登録日 : 2013年3月19日
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