第4回日本ホラー小説大賞 作品ですが、呪力とか魔物とか超常現象によるところなく、日常生活を侵す恐怖を堪能できます。
生命保険会社で保険金請求の査定業務を担当する若槻。彼が対応した一本の電話が、その後の恐ろしい経験の始まりとなります。
彼は、指名され向かった顧客の家で、子供の死体の第一発見となります。そして、その子供の保険金請求の担当者となります。
毎日、窓口に通う子の父親。自宅に続く無言電話。日常生活に沮止が出るほど、追い込まれていきます。保険金請求に潜む企み。子供の死因に疑いを持つ若槻は、この企みの真の首謀者にたどり着きます。
ギリギリのところで、解決を見るのですが、日常に潜む恐怖なのでエンドレス仕上げになっています。
生まれつき邪悪な人間なんていない、という考えが、一番危険なんでしょうねえ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年3月29日
- 読了日 : 2023年3月29日
- 本棚登録日 : 2023年3月29日
みんなの感想をみる
コメント 13件
土瓶さんのコメント
2023/03/29
みんみんさんのコメント
2023/03/29
おびのりさんのコメント
2023/03/29
みんみんさんのコメント
2023/03/29
NORAxxさんのコメント
2023/03/29
1Q84O1さんのコメント
2023/03/29
おびのりさんのコメント
2023/03/30
ゆーき本さんのコメント
2023/03/30
みんみんさんのコメント
2023/03/30
ゆーき本さんのコメント
2023/03/30
おびのりさんのコメント
2023/03/30
みんみんさんのコメント
2023/03/30
ゆーき本さんのコメント
2023/03/30