乙一の振り出しに戻る。1996年ジャンプ小説ノンフィクション大賞。
まさかの死体の擬人化(元人だから違うのかな?)ではなくて、語り部。何が気持ち悪いかって、死体が冷静で、主人公なのにモブキャラと化している。友人をこの死体にしてしまった女の子の兄が妹思いで行動力があり、これまた冷静。この斜めからのホラーを16歳で書いている乙一さんは、解説で小野不由美さんも言っているけど驚異的。
朝井リョウさんが、デビュー当時だったと思うが「瑞々しい」と褒められると、フルコース準備したのにサラダだけ褒められた様な感じと言っていて、面白い事言うな、プライド高いなと思った。でも、確かに乙一さんはデビュー当時の作品に「瑞々しい」と評価された事はないんじゃないかなぁ。ホラーというジャンルだからではなく、巧さの方に惹きつけられるから。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年4月25日
- 読了日 : 2023年5月6日
- 本棚登録日 : 2023年4月25日
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コメント 11件
1Q84O1さんのコメント
2023/04/25
土瓶さんのコメント
2023/04/25
おびのりさんのコメント
2023/04/25
おびのりさんのコメント
2023/04/25
1Q84O1さんのコメント
2023/04/25
1Q84O1さんのコメント
2023/04/25
土瓶さんのコメント
2023/04/25
1Q84O1さんのコメント
2023/04/25
みんみんさんのコメント
2023/04/25
おびのりさんのコメント
2023/04/25
土瓶さんのコメント
2023/04/25