サラバ! (中) (小学館文庫 に 17-7)

著者 :
  • 小学館 (2017年10月6日発売)
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本棚登録 : 6551
感想 : 282
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歩君、小学生から26歳まで。
歩少年家族は、エジプトから日本へ帰国。エジプトで親友と別れを惜しみながら。
両親は、訳あって帰国同時に離婚。
小学5で編入、中学、男子高、東京の大学、フリーのライターへ。
姉は日本の学校制度、社会生活に馴染めず、引きこもり生活、知り合いの宗教的おばさんのところには出入りしている。結局、父親の海外赴任先に再びついていく。
兄弟も息子もいないので、その時期の男の子が、わりあいとくだらない事を考えたり、じゃれあったりしている事を知れて面白かった。
小説が大河風になって、その時の社会情勢や事件事故に触れてくる。多少は、彼らに影響を与えるが、覆すほどではないかな。
何処へ向かっているのかわからないけれど、退屈しない小説です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 直木賞
感想投稿日 : 2023年8月1日
読了日 : 2023年8月1日
本棚登録日 : 2023年8月1日

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コメント 11件

1Q84O1さんのコメント
2023/08/01

おびのりさんが上巻にいいね!してくれて気づきました…
私の評価は☆1でしたねw
たぶん、合わなかったんでしょうね(^.^;

おびのりさんのコメント
2023/08/01

こんばんは。
うん、わかるよ。
この小説、飽きずに読めるんだけど、何処に向かっているか、最後になるまでわからないのよ。
で、結末が、それまでの波瀾万丈からすると、定番な感じ。
この少年の成長と後退を楽しめたら、評価高いんじゃないかな。

1Q84O1さんのコメント
2023/08/01

なるほど~
上巻だけで諦めて中・下巻にはいかなかったみたいです…
他の人の評価は高くて自分の評価は低い、ひま師匠が言ってた「土瓶症候群」なのかなw

おびのりさんのコメント
2023/08/01

自分の感性に正直で、良いじゃないですか。
土瓶さんなんか特に笑。
ゆーき本さんも、見かけによらず(見たことないけど)正直者。好感度大。

1Q84O1さんのコメント
2023/08/01

自分の感性に正直に!
恐れず☆1、2を出していきます(≧∇≦)b
無理やり出す必要はないか…w

ひまわりめろんさんのコメント
2023/08/02

そうね
でもこの前土瓶さんとやり取りしてわかったんだけど
実は土瓶さんの評価ってわりと奇麗な正規分布なんだよね
最近低評価が多いんで目立ってるけど
それで言うとわいの方が実は異常値なんよ
「土瓶症候群」とか言って隠れ蓑にしてるけどw
★5が一番多い人ってなかなかいない
でもある意味自分の感性に正直
「正直」それが土瓶一門やで!

おびのりさんのコメント
2023/08/02

⭐︎が7だと、もう少し具体的に評価を表せると思うのだけど。
自分は好みでないけど、作家さんの熱量は評価にでてしまう。
土瓶一門には、不在の、人柄が作品を大切にする感じの本棚の方が、時々⭐︎3をつけると、余程だったんだなぁと思ってしまう。笑
だから逆に土瓶⭐︎5なんかしたら、ブグログ界の話題。

ひまわりめろんさんのコメント
2023/08/02

いやいやいやいや、わしやないか!まさにわしの本棚やないかーい!
ブクログ界の人柄とカリスマで二冠だわ!二冠王だわ!

1Q84O1さんのコメント
2023/08/02

ひま師匠、自称人柄、自称カリスマ、つまりは自称二冠王ですねw

おびのりさんのコメント
2023/08/02

スパダリかーい

ひまわりめろんさんのコメント
2023/08/02

そんな褒めんでも(〃ω〃)

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