舞台は、精神医科学研究所。ノーベル賞候補とされる優秀な研究員が、精神治療テクノロジー「DCミニ」を開発してしまう。近未来SF。加えて、美人研究員千葉は、夢探偵「パプリカ」として精神疾患にアプローチ。DCミニは、諸刃の剣、他人の夢への介入、現実と夢の混在、果ては、人格破戒も引き起こす。
なかなか、読みきれず、ギブアップしそうでした。筒井康隆氏が、フロイトの無意識下の夢にかなりお詳しいようで、各自の夢の交錯がもう大変な事になってしまうのです。
「パプリカ」はアニメ映画化されており、原作からよりパワーアップしているようです。コアなファンが多いらしいですね。気持ちよく壊れていくことを経験できそうです。
研究所の混乱、夢から現実への暴走等々どうにか収まってヤレヤレ。
識閾下の世界。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新潮文庫
- 感想投稿日 : 2022年6月28日
- 読了日 : 2022年6月28日
- 本棚登録日 : 2022年6月28日
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