昭和40年代半ばくらいかな、アーケード商店街を持つ東京下町。その周辺に住まう住民たちと死にまつわる短編集。
下町で日常を暮らす人と不思議な存在との共存。昭和のどこかまでは、まだそんな雰囲気があったようです。郷愁という言葉が、一番しっくりくる作品でしょうか。
“栞の恋”は、古本屋(この作品全体の主要舞台ですね。)の一冊の古本で、栞を使った短い往復書簡。素敵な恋の物語です。以前、映像化されましたね。これが、一番好きでした。そのうち電子書籍での恋なんかも書かれるかしら。
朱川さん初読みかなと思っていたら、「白い部屋で月の歌を」ですね!作風違って気が付かなかった。こちらもすごく良かったです。
shukawabestさんご紹介ありがとうございました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
新潮文庫
- 感想投稿日 : 2022年6月18日
- 読了日 : 2022年6月18日
- 本棚登録日 : 2022年6月18日
みんなの感想をみる
コメント 4件
shukawabestさんのコメント
2022/06/18
おびのりさんのコメント
2022/06/18
aoi-soraさんのコメント
2022/06/18
おびのりさんのコメント
2022/06/18