陽だまりの彼女 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2011年5月28日発売)
3.50
  • (1122)
  • (1836)
  • (1945)
  • (697)
  • (223)
本棚登録 : 16849
感想 : 2261
3

中学時代の短い期間を同じ空間で過ごした僕と真緒。10年振りに仕事先での再開から、二人の恋が動き始める。中学生の時の彼女は、おバカな冴えない少女だった。彼女の成長振りに驚きながらも、昔の淡い気持ちを思い出す。
10年程前のヒット小説。映画化もされてるんですね。真緒は、上野樹里さんのようで、本当に適役だなと思います。真緒のキュートなキャラにピッタリ。
恋愛小説もいろいろ読みましたが、今回は、ラストギリギリまで、彼女の嘘に騙されてしまいました。作者さんの筆力です。裏表紙のあらすじも、読後読んだのですが、ネタバレなしの絶妙感。
執着愛のベタラブ恋愛小説ですが、大人のファンタジーが楽しめます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新潮文庫
感想投稿日 : 2022年9月16日
読了日 : 2022年9月16日
本棚登録日 : 2022年9月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする