イニシエーション・ラブ (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2007年4月10日発売)
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感想 : 4624
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主な登場人物が静岡大学の学生さん設定で、静岡周辺が彼らの遊びのスポット。土地勘があるので、わくっとした。乾さんも静大出身なんですね。
私は、残念ながら違います。
一人の小悪魔的な女性の恋愛生活が、A面B面の両サイドで書かれています。「男女7人」世代は、うるっとしますでしょう。
A面では、当時の学生の恋愛生活感が、ぐっと懐かしく読めます。
B面では、コロナ前の転勤族会社員の遠距離恋愛が、ずしっと読めます。
Bに入った時、違和感が数箇所あったんですけど、きちんと騙されて、めでたくラスト2行にたどり着きました。あーもー、そうでしたかー。とびっくりしましたけど、どっちもどっちという事で。
最後に、この作品の用語集が掲載されているのですが、無くても理解しちゃう世代でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説 
感想投稿日 : 2023年3月13日
読了日 : 2023年3月13日
本棚登録日 : 2023年3月13日

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コメント 3件

土瓶さんのコメント
2023/03/13

これは映画で観たけど、懐かしい曲がてんこもりだったな~♪
( 一一)トオイメ
もちろん映画でも騙されましたとも!!

みんみんさんのコメント
2023/03/13

映画で観たわ〜原作の方が良いらしいね。
映像化はムリがあるやろって意見でした笑

おびのりさんのコメント
2023/03/13

“くるみ”ちゃんにも、騙されたわ。お、おじさんじゃないですか。

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