ハスミンこと蓮実先生は、ご自身の学級運営の障害となる問題解決の為に、彼の優秀な頭脳を使って、駆け引き・裏工作等々、工夫を凝らした活動に余念がありません。それでも、解決が難しい場合は、躊躇なくお相手の息の根をお止めになります。感情の一部が欠如しているサイコパスと思われますが、理想的学級運営や合理的学校マネジメント意識はお高いご様子です。
遂に、担任している生徒数人が彼の裏の貌に気付いた事に憂い、クラスの生徒が集結して準備にかかっている学園祭前夜、彼らの根絶を決行されます。出席簿を殺戮簿と活用されたり、Good!バードウオッチングのごとく、殺戮数をカウンターに打ち込んだり、Great!果敢に対抗した生徒を褒めることも忘れません、Excellent! 完遂したかと思われた殺戮にほころびが見えた途端、一瞬にして精神異常者に擬態、Magniticent!社会復帰への望みをつなぐ?
ラストの書き下ろし「アクノキョウテン」は、不覚にも、笑ってしまった。
サイコキラーとしては、なかなかの博識で躊躇なく面白いです。学校を舞台としたバトルは、誰しも経験ある場所ですのでイメージしやすく臨場感があります。ですが、学校バトルは他作品も複数出てしまい、個性を出すのは大変だろうなあと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年3月20日
- 読了日 : 2023年3月20日
- 本棚登録日 : 2023年3月20日
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コメント 8件
土瓶さんのコメント
2023/03/20
おびのりさんのコメント
2023/03/20
土瓶さんのコメント
2023/03/20
おびのりさんのコメント
2023/03/20
土瓶さんのコメント
2023/03/20
1Q84O1さんのコメント
2023/03/20
おびのりさんのコメント
2023/03/20
みんみんさんのコメント
2023/03/20