モダンアートはとっつきにくいむずかしいものではない、ということを伝えてくれた書。
説明書きをすぐ読むのではなく、まず自分で感じてみるということ。
子供の時には難なくできたそのことが、知らず知らずのうちにできなくなってしまっていたのだなあ…と気づく。
日本ではまだまだモダンアートに対する意識が低く、優秀なアーティストが評価されずにいるという状況を知り、もどかしい気分になった。
モダンアートに限らず、日本人は「世界で(すでに)評価されているか」を重視して、自分で新たな才能を発掘し支えていこうという考え方をしないような気がする。
とてももったいないと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2015年6月28日
- 読了日 : 2015年6月28日
- 本棚登録日 : 2015年6月23日
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