日産生産方式(NPW)設立を担当した著者らが記すNPWの真髄。これはNRP以前から存在していたものであり、NRP以降さらに加速することとなったQCの手法である。
もともとはQCが目的であったが、その多様性からさまざまな組織づくりに活用できる。
「限りないお客様への同期」をモットーに三つの柱「流れの仕組み」「加工の仕組み」「手順の仕組み」をつくり、5つの基本行動「ラインを止める」「QRQCの徹底」「順序と時間の遵守」「ベンチマーキング」「人材育成」を徹底する。また、4つの箱という現状把握と改善案への取り組み方法を見える化することもじゅうようである。
日産も大企業病をわずらっていた。部分最適から全体最適へ。
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カテゴリ:
実用書
- 感想投稿日 : 2012年10月9日
- 読了日 : 2012年10月9日
- 本棚登録日 : 2012年10月9日
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