2019/06/04読了
小中学生の時にしっかり読んだはずなのに
内容がかなり大人向けのしっかりしたミステリーだったし
読み手としての感じ方も変わっていた。
クイーンのトリックや正体も知っていたはずなのに。
赤い夢の住人たちの物語、かなり読みごたえがある!と感じたのは
大人になったからかな
「戦争」「日本の不信」が裏テーマになっていて
これは青い鳥文庫と言えど、ある程度年を取らないと分からないかもしれない。
でも小さい頃に読んでいて、良かったとも思う。
建物、へのへのもへじトリックは、今になってようやく理解できた。ほかの夢水清志郎作品も読まねば。
パスワードは今回はさらっと読み。こちらはストーリーよりギミック、回文のクオリティが非常に高い。
読むより、生みだす大変さの方を考えていました。
ブラウン管TV、AIの定義もあいまいで、PCが最新最先端だった、未来を希望していた2000年の小説。
今となれば時代も含め、考えることはなるほど多い本。
しかし大人になって読めてよかったな!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童書籍
- 感想投稿日 : 2019年6月22日
- 読了日 : 2019年8月5日
- 本棚登録日 : 2019年6月22日
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