石に刻まれた記憶を受け継ぐ三世代に渡っての物語。江戸時代、野見伝と柿崎良治ふたりの友情がうまれ、そして相手を思うが故に起きたすれ違いが、約100年の時を経て解かれようとしている…。 ラストいいところで終わるんだけれど、ラスト云々に限らず、この本には胸に優しく残る文がいくつかあってよかった。
2人の友情は、時を超えても続き、2人だけのものではなくなって、人と人を結びつけた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年4月3日
- 読了日 : 2017年4月3日
- 本棚登録日 : 2017年3月14日
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