友情と同じように、結末は愛の喪失であるが、友情は失恋であるのに対し、この愛と死は題名にあるように2人は相思相愛であったにも関わらず、結婚手前で夏子が病気という抗いがたいもの(運命ともいうのか)により死んでしまう。
死んだものは生きたものに影響を与え続けるが、生きたものは死んだものに対して全くの無力である。
死ぬのはほんとにいけない。
これらは私の実感でもあったので、深く胸に響いた。
友情よりかはこちらの方が好み。
それにしても読みやすい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年11月12日
- 読了日 : 2016年11月12日
- 本棚登録日 : 2016年11月12日
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