-
北の御番所 反骨日録【三】-蟬時雨 (双葉文庫)
- 芝村凉也
- 双葉社 / 2021年12月16日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
広二郎の臨時だからというスタンスがどうも好きにはなれないのだけど、それぞれの事件は納得感あり。しかし、いい加減な役人が多いのがイラつくなあ・・・
2024年5月17日
-
追憶の彼女 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
- 麻見和史
- KADOKAWA / 2024年3月22日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
麻見さんお得意のえげつない殺人。まあ無理くりだよね。でも、まあ読ましてしまうのが作家の腕。意外な事件が繋がるのよね。まあ、面白かった
2024年5月16日
-
天地人 中 新装版 地の巻
- 火坂雅志
- NHK出版 / 2008年11月1日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
本能寺の前から慶長の大地震まで。上杉からの目線では初めてなので、なかなか面白いが、説明口調はちと苦手
2024年5月16日
-
ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~ (メディアワークス文庫)
- 三上延
- KADOKAWA / 2024年3月23日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
分かったような分からないような3代に渡る鎌倉文庫の謎。面白いような面白くないような・・・ 微妙。ネタバレなしにコメントし辛い
2024年5月14日
-
まぼろしを織る (一般書)
- ほしおさなえ
- ポプラ社 / 2024年1月17日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
ほしさんの作品は「ものだま探偵団」、「三日月堂」、「月光荘」、「ふじさき記念館」と読んで来て、雰囲気が好きなんだけど、この作品はちょっとミステリー掛かってる。染織の話が全然分からんのは、紙や凸版印刷と同じなんだけど、なんか出てくる人たちにあまり好きになれる人がいなくてイマイチだった
2024年5月14日
京都文学賞中高生部門最優秀賞受賞作。いや、この作品を神奈川の高校生が書いたってことに驚きを隠せない。素晴らしい。ちゃんと明治維新後の京都の雰囲気を出してるし(私は経験してないが)、京都のいいところ、悪いところもかけている。主人公の成長も分かるし、お菊や藤之助に稔、ツバメの話も見事に織り込まれていることに感心する。素晴らしい!
2024年5月13日
-
武士はつらいよ (角川文庫)
- 稲葉稔
- KADOKAWA / 2024年3月22日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
稲葉さん、私と同世代で90年代から数多くの作品を出されてるとのことだが、読むのはこの作品が初めて。非常に読み易く、話もそれなりに面白いが、特別これってこともない。続編出たら、読んでもいいかな
2024年5月12日
-
刀と傘 (明治京洛推理帖) (ミステリ・フロンティア)
- 伊吹亜門
- 東京創元社 / 2018年11月30日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
「焔と雪」で知った同志社大学卒業の作家のそれ以前の作品。こちらは明治初めの京都を舞台にしている。実在の人物である江藤新平と架空の人物を組み合わせて事件の謎を解く。最初の1作のみ2人の出会いの事件を描いているので幕末だが、あとは明治の雰囲気ある。続編があるそうだが、今度は誰が出るの?
2024年5月12日
来月(2024年6月)に杏主演の映画「かくしごと」が公開されると云うので読んでみる。認知症に児童虐待。しっかりした話だけど、こういう話は読んでて全く楽しくないんだよなあ・・・。私はそうはならないことを祈るのみ
2024年5月10日
-
えんじ色のカーテン: 杉原爽香〈42歳の冬〉 (光文社文庫 あ 1-157)
- 赤川次郎
- 光文社 / 2015年9月9日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
ここまで来たら最新作まで読み続けるしかないと思って読んでるシリーズだが、完全にこの世界に慣れてきてしまった。で、今回は比較的楽しめてしまった自分が恐ろしい・・・
2024年5月9日
-
アリバイ崩し承ります (実業之日本社文庫)
- 大山誠一郎
- 実業之日本社 / 2019年11月25日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
先月(2024年4月)にテレ朝系で放送された浜辺美波主演の2時間ドラマを見て、大して面白くなかったけど、原作読んでないなと思って読む。2020年初めに連ドラで放送された時も2回目で脱落してたが、原作はドラマよりは面白かった。ただ、文章が軽そうに見えるのだけど、結構読み難い。ただ、トリックはそれなりに面白かった。続編も読もう
2024年5月9日
-
滅びの前のシャングリラ (単行本)
- 凪良ゆう
- 中央公論新社 / 2020年10月7日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
2021年本屋大賞7位の作品。SF的舞台設定の中で人が描かれている。好きじゃないなあと思いながら読んでいって、最終章でちょっと心掴まれた
2024年5月9日
2024年本屋大賞3位。これでノミネート作品全部読んだけど、私も上位にランクできる作品だった。ただ、2児同時誘拐の詳細が私にはよく分からなかったのは、私の読解力のせいかな。でも、いい作品だった
2024年5月7日
-
満月珈琲店の星詠み~ライオンズゲートの奇跡~ (文春文庫 も 29-23)
- 望月麻衣
- 文藝春秋 / 2021年12月7日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
読んでなかったシリーズ3作目。長編だった。その方が良かったな。話がしっかり組み立てられて、ちゃんとストーリーが絡んできて見事にまとまった。ええ話やった
2024年5月5日
3作目は発刊の間隔と同様に6年の月日が流れ、QPちゃんは中3の思春期になり、新たに加わった妹と弟が小学校に進む。双子じゃないけど同学年、仲のよろしいこってって間違いなく云われるパターンだね。今回も代書と云う私が人生で一度も接したことのない話がメインだが、QPちゃんや先代との絡みが素敵!いい話でした
2024年5月5日
3作目が出てるのを知り、7年振りに読んだシリーズ2作目。前作読んだ直後に刊行されてたんだ。読みだしてドラマで誰が演じてたかをすぐに思い出せた。江波さん、亡くなっちゃったね。今回はもちろん代書の話だが、ポッポちゃんの家族の話が大きく絡んでた
2024年5月4日
岡崎さんの作品は「珈琲店タレーラン」シリーズは全部読んでたけど、この作品は全く違う作品だった。舞台も京都ではなく、福岡なので、そこも私にはイマイチ。話は結局何だったのか、読み直したんだけど、よく分からなかった。残念・・・
2024年5月3日
-
龍の耳を君に (デフ・ヴォイス新章)
- 丸山正樹
- 東京創元社 / 2018年2月21日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
昨年(2023年)12月にNHKで放送された草なぎ君主演のドラマの原作の続編。3本の連作だが、同じ時間の流れの中にあり、独立している訳ではなく、全体で長編と捉えることもできる。1作目よりも私は好きかな。どの話も実際にある話と感じられ、そういう世の中が嫌やなあ・・・
2024年5月2日
-
天地人 上 新装版 天の巻
- 火坂雅志
- NHK出版 / 2008年11月1日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
2009年のNHK大河の原作。今年(2024年)にBS松竹東急で再放送し始めて見出したので、読んでみた。ドラマでは子供時代が結構描かれてたので、なるほどこれからこんな流れって云うのが理解できた。結構説明が多くて、私にはちょっとしんどかった
2024年5月2日
-
風に立つ (単行本)
- 柚月裕子
- 中央公論新社 / 2024年1月10日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
単行本でページ数が多いなあって思って読み始めたんだけど、どんどん話に引きずり込まれていった。著者の作品は結構読んでて確かに好きな作品多いけど、これも大当たりだった。春斗君だけでなく、その家族や受け入れた側も、みんな一皮むけたよね。ムチャいい話で大好きです
2024年5月1日
テレ朝系のクイズ番組「Qさま!」の司会をしている彼女の小説が映画(アニメ)になるって云うので、読んでみた。特に感銘を受ける作品ではなかった。アイドルが書いたものじゃなかったら世の中に出ることはなかったのでは? 残念・・・
2024年4月30日
そんなに悪い作品とは思わないが、2024年の本屋大賞で2位と云うのはちょっと信じられない。これでノミネート作の8作を読んだけど、私の評価としては低い方だな。なんか、メリハリのない話が延々と続いてた感じ。特に、姉ちゃんが結婚して以降の律の描写は読んでて全然面白くない。でも、まあ長かったけど、最後まで読める話ではあった
2024年4月29日
-
焔と雪 京都探偵物語
- 伊吹亜門
- 早川書房 / 2023年8月17日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
京都を舞台にした大正時代のミステリー。さほど京都色はない。初めて読む作者さん。どうやんでうちの息子の一つ下か。そういう時代になったんやなね。なぜかちょっと文章が読みにくいんだよなあ~。設定としては面白いが、私には今一つかな・・・
2024年4月29日