拍手という花束のために

著者 :
  • (株)ロゼッタストーン (2005年5月1日発売)
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本棚登録 : 78
感想 : 11
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演劇集団キャラメルボックスの製作総指揮である加藤昌史さんの2005年の本。

2005年に20周年、そして、私がこれを読んだ2010年には25周年。私は23年ほど前からキャラメルボックスのお芝居を見てきたキャラメル好き(ファンと言う言い方とは違うのかもしれない。サポーターズクラブには入っているけれど)。つかず離れず、芝居だけを見てきた私は、このような本が出ていることを、実は知らなかったんですよね。

小さい劇場でやっていた頃のキャラメルから見ているけれど、キャラメルが…加藤さんが挑戦してきた事についてはあまり知らなかったので、いろいろと「へーへー」ということがたくさんあってビックリ。そして、エンターテイメントというものがどうあるべきか、どうあるべきだと思って加藤さんが、キャラメルボックスがすすんできたのかがよくわかり、そして、納得し、素晴らしいと思った1冊。

私がキャラメルボックスを知っているからこそ面白いのかもしれない。でも、エンターテイメント世界を目指す人にはものすごくお勧めな本なのかもしれない。

おすすめ!…と堂々と言っちゃうと「読んだあなたは努力してるの?」と自分に帰ってきそうで怖いけど………(苦笑)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2010年11月8日
読了日 : 2010年11月8日
本棚登録日 : 2010年11月8日

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