ローマ人の物語 (14) キリストの勝利

著者 :
  • 新潮社 (2005年12月27日発売)
3.84
  • (44)
  • (54)
  • (69)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 530
感想 : 36
5

ついにここまで読んだ、という感じではあるけれど、ここから暗い時代がやってくるんだな、と納得。
神がいて皇帝を認めるという、それだけの構造がキリスト教会を最高権力にした。簡単に言えばそういうことだが、皇帝が一神教の信者になるということの結末は神の勝利だったわけだ。
そしてこの長大な物語は「十字軍物語」へとつながる。西洋史の奥のところをしっかりと教えてもらいました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年9月22日
読了日 : 2010年9月22日
本棚登録日 : 2010年9月22日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする