養老孟司さんの読書論かと思いきや、その時期に読んだほんの感想とその時期に感じていたことのエッセイというテイスト。
期待とは違ったものの、純粋に著者の思考に触れることができて楽しい。
文中で触れられているように、いつどこで役立つかわからないけれど、きっとどこかで役立つような気がする本。
〈若者が「常識」に疑問を持つ理由〉
創造性や独創生については聞かされるが、普遍性を教わらないから。
学問は元来普遍性を追うものだが、現在は専門性を追うものに変わった。
普遍性がないところに常識や良識はない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2015年6月17日
- 読了日 : 2015年6月10日
- 本棚登録日 : 2015年6月17日
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