いせさんの絵本作品の背景となるパリでの時間がスケッチと文章でつづられている。
謙虚というか、秘めた想いがさりげなくそっと語られている文章は味わい深く静謐。
この静けさと優しさがとても心地がいい。
「ルリユールおじさん」「チェロの木」「大きな木のような人」を読んだ後にこの書を手にとったので、全てが響いた素敵な一冊だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年8月23日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2017年8月22日
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