西遊記 (中(破邪遍歴の巻))

著者 :
  • 偕成社 (2001年3月1日発売)
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本棚登録 : 154
感想 : 9
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中巻では猪八戒と沙悟浄が旅の仲間に加わり、おなじみのメンツがそろい、金角・銀角や紅孩児といった強敵との対決も繰り広げられます。

悟空の圧倒的な強さが光りますが、西天への取経の旅は一筋縄ではいきません。
「唐僧の肉を食べれば不老長寿が得られる」という噂が妖魔のあいだに広まり、三蔵一行は行く先々で妖魔に狙われてしまうのです。

そんなピンチの中、さらに気になるのは悟空と三蔵の関係です。
悟空の無邪気さゆえの乱暴なふるまいが、三蔵の目にはときに残酷に映ります。
また、妖魔の気配を察知できない三蔵は、悟空の忠告にも関わらずあっさりだまされてしまうことも…。
お互いを分かりあえずに悟空破門の危機を迎えたりして、ヒヤヒヤさせられてばかりでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童書読みました。
感想投稿日 : 2016年1月5日
読了日 : 2016年1月3日
本棚登録日 : 2016年1月5日

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