秘見仏記

  • 中央公論新社 (1995年4月1日発売)
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感想 : 2
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前々から気になっていた『見仏記』シリーズ。
たまたま図書館にあった2作目を読んでみました。

前作『見仏記』の旅を終えた著者たちは、今度は仕事ではない見仏の旅、名付けて秘見仏の旅に出ることに。(秘仏を巡る旅かな、と思っていたらそうではなかった…!)
旅先でホモ疑惑をかけられたことから、仏像を見るだけでなく、"男二人旅の復権"というテーマをも掲げての旅となりました。

お二人の会話のフリーダムさにけたけた笑いながら読みました。
仏像を見ながら「しりあがり寿の線だよね」とか「俺は阿弥陀にはなれないな」等のコメントはなかなかできないかも。
魅力的なものを前にした小学生男子のような無邪気さがたまらなくツボです。
こんな風に仏像を見ながら一緒に盛り上がれる友達がいるのはうらやましい!

滋賀のセクシーな十一面観音に会いに行きたいなぁ…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ。
感想投稿日 : 2017年9月4日
読了日 : 2017年8月26日
本棚登録日 : 2017年9月4日

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