泣くなら、ひとり 壇蜜日記3 (文春文庫 た 92-3)

著者 :
  • 文藝春秋 (2016年10月7日発売)
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本棚登録 : 330
感想 : 35
4

壇密さんの短い日記、読めば読むほど好きになってしまいます。
無性に読みたくなって手に取るけれど、読み終えてしまうのがもったいなくて、少し読んではそっと本を閉じる。
おたのしみだから、ちびちび大事に読むのです。

今回ときめいてしまった一文。
「好きな男に告白できない時は、「来世あたりあなたの飼い猫になりたい」と言う。」
こんな台詞が似合う女性···たまりません。

あとがきは壇密さんの直筆です。
少し癖のある、右肩上がりの文字。
しなやかさ、潔さがにじむ、彼女らしい字だなぁと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ。
感想投稿日 : 2018年3月19日
読了日 : 2018年2月15日
本棚登録日 : 2018年3月19日

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