先生、大型野獣がキャンパスに侵入しました!: 鳥取環境大学の森の人間動物行動学

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  • 築地書館 (2013年5月25日発売)
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感想 : 49
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シリーズ7作目。

身近な生物たちを相手にする動物行動学者の頭の中がのぞけることが楽しいシリーズです。
観察し、仮説を立て、実験する。
それが日常の中であたりまえになっているからこそ、1つ1つの発見にわくわくさせられるのだろうな。

今回は私のようなカエル嫌いには厳しいエピソードも…。
珍しく冒頭でコバヤシ先生が「カエル嫌いは読み飛ばした方がいいかも…」と書かれていたのですが、やっぱり気になって読んでしまいました。(ただし写真はほとんど手で隠しながら…)
半分鳥肌をたてつつも、やわそうに見えるカエルの卵のゼリー状の部分が果たしている役割に驚かされました…生き物の仕組みってやっぱりすごい。
ヒバリを見守る鳥取環境大学のみなさんのエピソードは、身近な動物と人間のちょうどよい距離感が感じられてほっこりしました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アニマル・ワンダー。
感想投稿日 : 2016年5月22日
読了日 : 2016年4月29日
本棚登録日 : 2016年5月22日

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