細かな心の動き、詳細な心理描写が巧いと思う部分はあったけど、主人公のバックボーンが伝わりにくく、わかりにくい箇所がある。
白湯子の存在意義もあまり感じない。
なので、読み進めて半分ほどで帯の『芥川賞受賞作』というのを見て、正直そんな賞もらうぐらいの作品だったの?と驚いた。
表題作より『蜘蛛の声』の方が良かった。
あくまで比べると、だけれど。
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- 感想投稿日 : 2016年9月15日
- 読了日 : 2016年9月15日
- 本棚登録日 : 2016年7月30日
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