クローバー 1 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社 (1997年7月25日発売)
3.31
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本棚登録 : 472
感想 : 52
2

OL・さやと上司・柘植さんの恋愛を描いた作品。
序盤は、恋愛不器用のさやが大人の色気のある柘植さんに
メロメロになっていく様がとってもリアルで、
見ていてキュンキュンしてとてもよかった。

中盤、さやのことが好きな男の子が出てきて、
取り合いになったり、喧嘩したり、
うまくいかないことが多くなって、読んでいてストレス。

そして終盤、もしかして柘植さんとは結局戻らないの?
そっちとくっついちゃうの?と想像させておいて
ぎりぎりの土壇場で柘植さんとあっさり戻っちゃうという展開。

柘植さんとうまくいってないのに戻る心理がわからないし、
作中、ライバル役の男の子との絡みの中で
クローバーが出てきたりするもんだから、
てっきりそっちとくっつくのかと思った。

作者がどっちとくっつけようか、ぐらぐら揺れているのが
ありありとわかる作品で、
読者がひっぱりまわされた感じがした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ:   少女マンガ
感想投稿日 : 2012年6月28日
読了日 : 2009年6月28日
本棚登録日 : 2012年6月28日

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