ワイルドサイドを歩け (講談社+α文庫)

  • 講談社 (2002年9月19日発売)
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本棚登録 : 195
感想 : 19

まわりの状況や結果に影響されないで、感情管理がしっかりできる。これが勝負師としての最低条件ではないだろうか。いや、もっとオーバーに言えば、人間としての最低条件なのかもしれない。p.22/「生きるということは、質問を一つ一つ浄化していくことである」p.58/「じゃ、お客さん、日本人の一番優秀なとこって、何だと思います?」「私が思うに、神様に支配されていないところじゃないかなー」p.218/深いところでものを考えるには、静かで、独りぼっちの場所でボーッとしているのが一番だと、その時思った。p.228/神は一つの、大きな意識のような存在である。この世があるのだから、あの世もある。そして魂は生と死を繰り返しながら、この二つの世界を旅している。でも、死後の世界や、魂の不滅性などは、実際にはどうでもいいことなのだ。この世にいる者にとっては、この世界が勝負どころであり、この人生を全うしなければ何も意味がないからだ。どうやって全うするかは一人ひとりの志と運命の問題だ。p.236/愛の見返りは、愛することそのものだ。p.240

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2012年4月21日
読了日 : 2012年8月26日
本棚登録日 : 2012年4月21日

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