法月綸太郎の新冒険 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2002年7月16日発売)
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本棚登録 : 445
感想 : 45

図書館探偵ものがふたたび読めるか、と期待して手に取るが、図書館が主題のものはなく、何かの事件の際に、図書館の貸出情報を開示するか否か、という論点が何度か登場するだけで、図書館探偵ものへの期待、という点では肩透かし。ただ、探偵法月綸太郎の腕の冴えは健在だし、司書穂波さんも登場するし、法月綸太郎のミステリは最低だ、という自虐がところどころ織り込まれるけれど、ミステリ読みじゃない身としては、二転三転させていくところは唸らされました。◆申し訳ありません。利用者のプライバシーに関する事実の商会は、理由の如何にかかわらず、応じることはできません。「図書館の自由に関する宣言」と「図書館員の倫理綱領」でそのように定められていますp.348

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年10月4日
読了日 : 2023年10月3日
本棚登録日 : 2023年10月4日

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