形を遊ぶ (形の文化誌 5)

著者 :
制作 : 形の文化会形の文化誌編集委員会 
  • 工作舎 (1998年1月1日発売)
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本棚登録 : 17
感想 : 1

雪華紋様のパターンを眺めまわす眼球の愉楽のために買ったと言っても過言でない。中国の仮面、インドネシアのマジャパイトとジョグジャカルタの王宮の平面図もなかなか目を楽しませてくれた。杉浦康平荒俣宏対談で、西洋の聖地って基本的に穴の中、って話に、村上春樹小説でよく井戸がキーポイントになっていることと関連があるのだろうか、と思った。あと、昼間でも星が見える井戸という奇想。井戸を非常に深くすると、光の乱反射がおさえられ、直接光が落ちる、底に水を張っておくと北極星の光がすーっと昼間でも落ちるのが見える、って、想像もつかない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2019年6月18日
読了日 : 2019年6月17日
本棚登録日 : 2019年5月19日

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