曹操の率いる大軍を前に、劉備に仕える孔明は、周瑜(しゅうゆ)の水軍 による曹操船団の焼打ちの策略(火責めの計)を仕掛けるのでした。ここに知る人ぞ知る〝赤壁の戦い(湖北省)〟が繰広げられ、曹操軍は大敗を期し逃げ落ちる他ありませんでした。曹操が南群の城に辿り着くまでに、孔明が手配した趙雲、張飛らの待ち伏せに出会いますが、任侠に厚い関羽は、手負いの曹操を見逃すのでした。これも孔明が洞察したとおりの結果でした。『三国志』の奥の深いところです。
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カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2020年5月18日
- 読了日 : 2020年5月9日
- 本棚登録日 : 2020年5月9日
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