漫画家【水木しげる】は、『ゲーテとの対話』(岩波文庫版:上・中・下)を雑のうに入れて、戦地ラバウルまで持っていったという。常に死の恐怖と隣り合わせだっただけに、精神的な支えとなる「お守り」が必要だった。そのゲ-テの言葉に支えられて、本書のインタビュ-での答えは「今も80パ-セントは、ゲ-テ的な生き方をしている」と。〝人は窮屈な家の中にいると、ちじこまってしまう〟(デーテの言葉)。〝戦わずして土俵を降りるのはつまらんぞ〟(水木しげるの言葉)。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国内ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2019年10月3日
- 読了日 : 2019年10月3日
- 本棚登録日 : 2019年10月3日
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