〝どんよりとした灰色に覆われた空から、雪が舞い降りてきた。 ひとひら、またひとひら。「雪が降ってるよ」と、 男の子ははしゃいで外に飛び出していく。「どうってことは、ないな」街の通りをゆく山高帽のおじさん。「すぐに、融けるわよ」と、お洒落傘のおばさん。ラジオとテレビからは「雪は降らないでしょう」と。 けれども、雪はラジオを聞かないし、テレビも見ない。 雪はただ、灰色の空から買い降りるだけ。 どんどん雪は降り積もり、街中が真っ白に輝きだす 「わーい、雪だよ!」・・・〟シュルヴィッツの雪を愉しむ子どもの絵本。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
大人の絵本
- 感想投稿日 : 2024年2月25日
- 読了日 : 2024年2月22日
- 本棚登録日 : 2024年2月22日
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