手紙の素敵さが本全体ににじみ出ていて
優しさに包まれていたお話だった。
作家さんが心からお手紙好きな人なんだなぁというのがひしひしと伝わってきた。
ミステリー部分は少しだけ間延びした感があるけれど
恋愛のもどかしさも少しだけ織り交ぜるつつ、
ほとんどふれてこないのもいいし
親子の情を描いた一番短い手紙の章は最高に良かった。
城山さんや夕佳ちゃんとのキャラ設定もなかなか魅力的。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
谷瑞穂
- 感想投稿日 : 2016年11月10日
- 読了日 : 2016年11月10日
- 本棚登録日 : 2016年11月10日
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