箱の家 エコハウスを目指して

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  • NTT出版 (2006年11月21日発売)
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感想 : 3

箱の家に関する家族論が秀逸。

 ○オープンな間取りで住む家族は、心の壁がないのでなく、

  逆に心の壁が各人にないと暮らせない。

 ・nLDKが廃れるのは時間の問題。

 ・間仕切りがない空間をつくり、建て主が住んでから自由に決めていく使

  い方がおもしろい。

  (例えば、1室子ども空間に5人の子どもがそれぞれ好きな場所を決めて

   いく。)

 ・設計は建て主との共同作業。無印良品やブルータスの企画ものに参加す

  る建主の中には、ブランドを頼りになんでも考えてくれると勘違いして

  いる人がいる。

 ・建売、ハウスメーカーが建てる家のような工業化企業と住宅を作品、

  アートだと考える建築家の中間を目指す。

 ・単なるローコストではなく、コストパフォーマンスの高い住宅を目指す。

 ・サスティナブルデザイン

 ・町屋の居住体験が設計に活かされている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 建築・都市計画
感想投稿日 : 2009年11月17日
読了日 : 2008年8月5日
本棚登録日 : 2008年8月5日

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