靖国神社の「動」と、刀匠刈谷氏の「静」の対比をただひたすら淡々と交互に挿入しているところが良い。
10年かけて撮影を続けたという監督の静かなる問いかけが聞こえてくるよう。
幼い頃から靖国のそばで暮らしてきた友人の、現在の靖国の異常性を嘆く声を思い出しながら鑑賞。
反日作品かどうかなんて重要な視点ではないけれど、反日という感じは全くなし。
「中国人監督だから」という偏見がそう感じさせるんだろう。
中立か反日か親日かという視点でしか捉えないのも、視野の狭さを感じる。
でも最後の方の戦時映像のダイジェストみたいな場面、
眠気がピークで寝ちゃった。
決しておもしろくはないので鑑賞に集中し続けるのは難しいです。
とりあえず、終戦記念日の靖国には怖いから行きたくないと思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
邦画
- 感想投稿日 : 2010年1月24日
- 読了日 : 2010年1月24日
- 本棚登録日 : 2010年1月24日
みんなの感想をみる