菊地成孔の名前を見つけると手当たり次第に欲しくなる。2007年あたりに行われた対談のようだが、即興、時間、逸脱、ダンスなどなど菊地ワールドの術後はいつも生き生きしており、歴史伝統を広範に踏まえた上で今をとらえる鋭い視線は卓越たるものだ。誰よりも適役な菊地ミュージックの解説者としての菊地自身の言葉である。ル・クレジオも指摘している21世紀における音楽の役割、これを悲観とせずに“いま”を大切にしたいものである。
佐藤雅彦も面白かった。大自然や宇宙と対峙したリズム、グルーブ。一日一アハ。ステュディオス!
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ジャズ
- 感想投稿日 : 2011年11月14日
- 読了日 : 2011年11月14日
- 本棚登録日 : 2011年11月14日
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