ダーリンは外国人: 外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2002年12月1日発売)
国際結婚、コレが現実。夫の出身国別にみる「暮らしのコツ」収録。
(「BOOK」データベースより)
以前に読んだ「英語ができない私をせめないで!」が、面白かったので、以前話題になっていた本書を図書館で借りてきた。ま、最近はなるだけ買う前に借りて読もうと思っているのでね。で、手元に置きたいと思ったら買おう、と。
さて、気軽に読めるコミックかなぁという感じで読み始めたのだけれど、意外といろいろと考えたなぁ。
いろんな人と付き合えば付き合うだけ、自分の価値観というか、固定概念というものが見えてくる気がする。そうやって、他の人の価値観なりを受け入れられれば、頭が柔らかくなるような。
著者は外国人のダーリンと一緒に暮らすようになって、いろんな考え方があるのだなぁと感じた。で、少しずつ考え方の違う2人が上手く付き合うにはどうすればいいのかということを考えていったんだね。
でも、このダーリン:トニーさんは普通の「外国人」じゃないよね(笑)。っていうより一般的な「人」とは違う。ちょっと変わり者だ。悪い意味じゃなくて、とてもユニークってこと。
積極的に学ぶことに取り組む姿は素敵だと思う。様々なことを知るということを、楽しんでいるふうに見えるんだ。それは素敵。
だけど、ときどき自分の価値観を人に押しつけようとする傾向があるみたい。それはどうかなぁと思う。でも、それは議論のきっかけなのかな? それで話し合ってお互いの思いを知れば、さらに世界は広がるものね。
不思議に思ったことを素直に口に出して、思ったことや感じたことを話して、そうしてお互いに理解を深めていく。それはお互いの世界観を広げていくことなんだろうな。それって、相手が「外国人」だろうが日本人だろうが、関係ない。誰が相手でも同じだ。でも、日本人は総じてこういうコミュニケーションが下手な気がする。妙に恥ずかしがったり、妙にムキになったりして。もったいないかもしれないね。
次巻も図書館で予約済み。いつ読めるかなぁ。楽しみ♪
- 感想投稿日 : 2011年2月19日
- 読了日 : 2010年10月9日
- 本棚登録日 : 2011年1月28日
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