20年前に「読みたい」と思ったまま積読しといた一冊を、やっと読み進めるという、まずはそこんとこにちょいと感慨…
潤っているように見えていたものが、ラストに至って一気に色彩を失っていくようであったり、
逆に感動もなく渇いているかのようなシーンが、たっぷりと何かで満たされていくような感覚におそわれたり。
心地よい「裏切り」という小説の醍醐味に満ち満ちた短編集。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
that'sものがたり 短編
- 感想投稿日 : 2010年12月19日
- 読了日 : 2010年12月19日
- 本棚登録日 : 2010年12月19日
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