著者の本は『葉桜の季節に君を想うということ 』、『密室殺人ゲーム』シリーズを読んだことがあるが、その中では一番趣味に合わず。妻子に先立たれ、肺癌を告知された定年間近の男と、内縁の夫のDVに苦しむ万引犯の女の哀しい話。青嵐という章が起承転結の転なのだが、あまりに突然で、ここが著者の持ち味なのかもしれないが、ややついていけなかった。そして、秋が結なのだが、ここでは冗長な感じがして、そんな真相は必要なのかと思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2015年2月10日
- 読了日 : 2015年2月9日
- 本棚登録日 : 2015年2月10日
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