薬屋のひとりごと 6 (ヒーロー文庫)

著者 :
  • 主婦の友社 (2016年11月30日発売)
4.07
  • (148)
  • (176)
  • (102)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 2080
感想 : 105
4

シリーズ第6弾。
今回はなんと言っても里樹と馬閃。
不器用でまだまだ未熟な若い二人が、一年後結ばれることを切に願う。
実の父親に良いように利用され、不幸を背負って生きてきた里樹には、今度こそ穏やかな幸せをつかんでほしい。

そして猫猫。
求婚の返事を迫る壬氏に対し、のらりくらりかわす猫猫。何事もなかったことにしておきたい、とスルーする猫猫の気持ち分かる。
玉葉后の敵になりたくない、と言う猫猫。玉葉后には恩義もあるし何より人として好きだから。
でも帝から結婚相手を早く決めろ、とせっつかれる壬氏の立場を考えると、いつまでものんびりもしてられない。
二人の心の距離も随分と縮まったみたいなので、後は猫猫の決断次第というところか。
仮に壬氏と結婚しても、薬師の仕事ができる環境が整えられればいいのだけれど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日向夏
感想投稿日 : 2024年2月23日
読了日 : 2024年2月23日
本棚登録日 : 2024年2月22日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする