そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房 (2010年11月10日発売)
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この中で嘘をついているのは誰?

絶海の孤島に集められた10人。
互いに面識もなく職業も年齢もばらばら。
はじめは和やかな雰囲気に包まれた10人だったけれど、一人、また一人と生き残る者が少なくなるにつれ、互いを信じられず疑心暗鬼に陥っていく。
その緊迫した心理戦に、読んでるこちらも手に汗握る…。

お恥ずかしながら、アガサ・クリスティー初読み。
読んだことはなくとも、題名だけは昔から知っている今作。ようやく読めて光栄です。

一体誰が真犯人なのか。
ひょっとしてあの人では?と想定して…なのに想定した人があっけなく亡くなって…え?じゃあの人?と思ったらこれまたあっけなく…、とハラハラドキドキで、頁をめくる指が止まらないとはこのこと。
見事アガサ・クリスティの術中にハマってしまった。
超有名な名作中の名作を堪能できて、ほんと楽しかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アガサ・クリスティー
感想投稿日 : 2022年9月29日
読了日 : 2022年9月29日
本棚登録日 : 2022年9月29日

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