この中で嘘をついているのは誰?
絶海の孤島に集められた10人。
互いに面識もなく職業も年齢もばらばら。
はじめは和やかな雰囲気に包まれた10人だったけれど、一人、また一人と生き残る者が少なくなるにつれ、互いを信じられず疑心暗鬼に陥っていく。
その緊迫した心理戦に、読んでるこちらも手に汗握る…。
お恥ずかしながら、アガサ・クリスティー初読み。
読んだことはなくとも、題名だけは昔から知っている今作。ようやく読めて光栄です。
一体誰が真犯人なのか。
ひょっとしてあの人では?と想定して…なのに想定した人があっけなく亡くなって…え?じゃあの人?と思ったらこれまたあっけなく…、とハラハラドキドキで、頁をめくる指が止まらないとはこのこと。
見事アガサ・クリスティの術中にハマってしまった。
超有名な名作中の名作を堪能できて、ほんと楽しかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アガサ・クリスティー
- 感想投稿日 : 2022年9月29日
- 読了日 : 2022年9月29日
- 本棚登録日 : 2022年9月29日
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