生きているということは、ゆるやかに死んでゆくこと。寄る辺なく、浴槽に浮かぶ。子ども時代の、空間に馴染めず、言葉が意味をなさず、ずっと居心地のわるさを覚えていた感覚を思い出した。自ら逃げ出すことができてよかった。
読書状況:読み終わった
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あ行の作家
- 感想投稿日 : 2020年12月30日
- 読了日 : 2020年10月20日
- 本棚登録日 : 2020年10月20日
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