個別の11人事件と難民問題。
テーマ性はシリーズ中で2nd GIGが一番好き。
敵もはっきりしてて分かりやすいし(笑)
GIGでは、掌の上で操られているみたいに、いつも合田に先回りをされて、一番分かりやすい権力の行使を最大限見せ付けられてる感じ。
だから9課節が封じられてモヤモヤしてしまう部分もあった。(攻殻全体の流れとしては仕方ないんだけど)
段々9課が追い詰められていって、でも合田は野望のために堂々と公で動いていて・・・戦争のシーンも多くて、巨大な権力に立ち向かう様子とか、すごく衝撃的で見ていて泣けてきた。
特にタチコマのシーンなんかはもう号泣。
作品中に何度か出てくる「水が高いところから低いところに流れるように、人の気持ちも高きから低きに流れるのだ」、っていうセリフがしみた。
人の気持ちは自然と低い方へ低い方へと流れてしまうものらしい。
どうして人は大勢集まると気持ちがばらばらになったり、心を統一できないんだろう。
2nd GIGを見ていると、どうも「自分は何か社会のために動かなくていいのか」と焦ってしまう。
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DVD
- 感想投稿日 : 2008年3月8日
- 本棚登録日 : 2008年3月8日
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