11月の3連休、小説は『エトロフの恋』、一方でGyaoの無料視聴キャンペーンでABCのTVドラマ『リベンジ シーズン1』をコンプリート。観念的な島田氏の小説と、いかにもアメリカでございという良くも悪くも通俗的なドラマが対極にあり、おかしな食い合わせとして良かったが、頭の中もグチャグチャだ。
2003年に上梓されたこの作品では、最近の小説ほど、氏のアメリカ合衆国嫌いは色濃くない。シャーマンの話は氏の作品ではたびたび取り上げられるが、通俗的な資本主義と対極をなすのはシャーマニズムだったり民俗学だったりと気づかされた。
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- 感想投稿日 : 2014年11月3日
- 読了日 : 2014年11月3日
- 本棚登録日 : 2014年11月3日
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