頼子のために (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1993年5月6日発売)
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本棚登録 : 1315
感想 : 142
4

頼子のためにかぁ。恐ろしい話だった。

最初は溺愛する娘を亡くした父親の独白から始まり、このまま復讐劇でラストまでいくのかと思いきや、推理作家、法月綸太郎の登場から物語は一変。このどこにでもありそうな事件が違う顔を見せ始める。

楽しく読めたが、頼子が浮かばれず、読後感はサッパリとはいかない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ(どんでん返し)
感想投稿日 : 2017年3月13日
読了日 : 2017年3月13日
本棚登録日 : 2016年6月1日

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