春から夏、やがて冬

著者 :
  • 文藝春秋 (2011年10月17日発売)
3.21
  • (23)
  • (108)
  • (210)
  • (54)
  • (8)
本棚登録 : 827
感想 : 202
4

歌野晶午ということで、どうしても何かあるんじゃないかという先入観を持って読んでしまった。事実、読んでいる間中、ずっと煙に巻かれているような文章。
帯にある『ラスト5ページで世界が反転する!』なるほど、確かにそう来たか!という思いはあった。でも、葉桜のようなどんでん返しではなく、スンナリと入ってくる物語でした。嘘の切なさを強く感じた。優しい嘘があるのだと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年12月7日
読了日 : 2014年12月7日
本棚登録日 : 2014年12月7日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする